メルセデス・ベンツは5日、2012年のF1に“メルセデスAMGペトロナス・フォーミュラ1チーム”として参戦することを正式に発表した。
今回、チーム名に新たに追加された“AMG”は、メルセデスのパフォーマンス・ブランドとして40年以上にわたってその名を知られてきた。
「我々の新しいチーム名は、モータースポーツの頂点でAMGとメルセデス・ベンツのシルバーアローという誇り高い伝統を融合させるものだ」と、メルセデス・ベンツ・モータースポーツのバイスプレジデント、ノルベルト・ハウグは語っている。
「これら3つの文字は先端技術、スポーツパフォーマンス、興奮と同義する。このステップは、メルセデス・ベンツがF1に築いた戦略的な関与に対するさらなる強いサインとなる」
「シーズン最終戦のブラジルGPでは、グリッド上の24名のうちの16名がメルセデス・ベンツと関わりを持っている、あるいは持っていた」
「ファクトリーチームの役割に加え、F1に対する我々の関与は、カスタマーエンジンプログラムやオフィシャルセーフティカーおよびメディカルカーの供給から成っている」
「本日、新しいチーム名を披露することができて非常に誇りに思っている」とチーム代表のロス・ブラウンも語る。
「ブラックレーとブリックワースが共有されることによって、チームのアイデンティティにもう一つのパフォーマンス要素が加わり、チーム内にさらなる強い結びつきが生まれるだろう」
「ファクトリーでは、2012年のチャレンジとグリッドをさらに押し上げるという強く明確な野心について集中してきた。いつものように冬の開発と製造プロセスは、ファクトリーでパフォーマンスを見つける時間とプレシーズンテストでパフォーマンスを供給する時間のトレードオフだ」
「2回目のウインターテストでマシンを走らせるという決定が、F1 W03の設計および開発計画のための最適な妥協であると信じている」