メルセデスGPは、2011年シーズンを戦う新たなシルバーアロー「MGP W02」を正式に披露した。
チームは、昨年モデルのW01が低調なスタートに留まったことで早くにマシン開発をストップ。ロス・ブラウン率いる2009年のチャンピオンチームは、2011年のレギュレーションに沿った新車の開発に焦点を合わせてきた。
完成した新車「MGP W02」の主な特徴は、エアボックスとサイドポッドが変更を受けていることで、2011年型マシンで一般的となったハイノーズも備えている。
また、マシンのカラーリングもタイトルスポンサーであるペトロナスのライトグリーンがより存在感を増し、ほかにも今シーズン用にいくつか調整が施されている。
復帰2年目となるミハエル・シューマッハーとF1初優勝を狙うニコ・ロズベルグのふたりは、この日の合同テストで新車をドライブする予定になっている。