F1の将来がいまだ不透明な中、オーストラリア ビクトリア州首相、ジョン・ブランビーは、メルボルンは、全チームが参加するのでなければグランプリ開催のために資金を出すつもりはないと語った。

 先週、オーストラリアGPのチェアマン、ロン・ウォーカーが、これ以上FIAとFOTAの間でごたごたが続くようなら、同グランプリの開催を見直す可能性があると示唆した。
「メルボルンにフェラーリが来なければ、レースの魅力は著しく損なわれ、それによって政府から投資を受けられるかどうか疑わしくなる」とウォーカーはコメントしている。そして今回、ブランビー首相がこれを裏付ける発言を行った。
「私はビクトリア州の納税者が収めた金に見合う価値を求める」と、ブランビー首相はシドニー・モーニング・ヘラルドのインタビューで語っている。
「つまり、コンペティターすべてが必要だということだ。すべてのレースチームに来てもらいたい」
「我々は半分になってしまったイベントにお金を払いはしない。それだけのことだ。彼らが問題を解決できることを願っている。彼らにはそれができると確信しているがね。近々そうなるだろうと思ってはいる」

 メルボルンはオーストラリアGPの開催契約を2015年まで結んでいるが、2008年の同GPは4,000万オーストラリアドルの損失を出しており、今年は14回の開催の中で最低観客数を記録した。
 しかし野党党首のテッド・ベイリューは、メルボルンでのオーストラリアGPを今後も維持する必要があると主張している。
「ビクトリア州政府は今後もビクトリア州でのグランプリを継続するために非常事態計画を立てる必要がある。もしこのグランプリを失えば、二度と取り戻せないだろう」

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