2014 パイクスピーク・ヒルクライム レースレポート
6.26 練習走行2日目 ボトムセクション

 6月26日(木)、練習走行2日目のボトムセクションは、岩山に囲まれた昨日のトップセクションから一転してパイクナショナルフォレストの豊かな森林の中を駆け抜けるステージだ。僅か20Kmのコースでこれだけ表情が違うのは、まさにパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの難しさを如実に表すものと言える。

 昨日同様に、午前5時30分に走行スタート。天候は引き続き快晴で雨の心配は無い。ボトムセクションはコース長が9km弱あるため、走行は3本に止まった。E-RUNNERパイクスピークスペシャルを駆るモンスター田嶋は、果敢にコースを攻めるが、レースウィークに入ってから抱えている違和感を解消できず、思うようにアクセルを踏む事ができていない。結果的にライバルとのタイム差を充分に詰めることができなかった。

 チームでは、サスペンションを中心にセッティングを進めているが、路面とタイヤのマッチングが思う方向に進んでいかず、決勝レースへ向けての試行錯誤を続けている。明日の練習走行3日目は、再びミドルセクションを走行することもあり、何らかの方向性が見えてくるだろう。

【ドライバー モンスター田嶋 コメント】
「今日はプラクティスデイ2、ボトムセクションを走行しました。こうやってナショナルフォレストの美しい自然の中でレースをしていると、電気自動車にスイッチして良かったと、本当に思います。レースを楽しみながらも、この美しい自然を後世に残して行かなければいけません。今日は予選も兼ねていましたが、決勝レースへ向けてのセッティングに専念しました。まだ、いくつかのセッティングを試している最中で決勝レースの全体を組み立てることはできていませんが、明日のプラクティスで全てを決めます。そして、自信を持ってレースデイに臨みたいと思います」

【プラクティス Day2  エレクトリック モディファイド Div. 結果】
Pos. No. Driver Car Run1 Run2 Run3
1 34 Greg Tracy MITSUBISHI 3:51.445 DNS 3:48.208
2 32 Hiroshi Masuoka MITSUBISHI 3:55.704 DNS 3:51.445
3 1 Nobuhiro Tajima TAJIMA 4:07.678 4:06.116 4:02.000
4 8 Ikuo Hanawa SUMMIT 4:49.163 4:44.905  DNS
5 360 Janis Horeliks TESLA 5:11.765 4:57.255 4:59.575

本日のレースクイーン

河村理紗かわむらりさ
2025年 / スーパーGT
aprVictoria
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年8月号 No.1610

    スーパーGT熱闘最新アップデート
    GT500 3ワークス開発概況
    『24年モデル』GRスープラの“穴”を突け

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円