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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2014.06.28 00:00
更新日: 2018.02.17 01:05

モンスター田嶋「電気自動車の時代が来ます」


TEAM APEV
PIKES PEAK CHALLENGE

monster SPORT

2014.6.27
コロラドスプリングス U.S.A

パイクスピークEVチャレンジ実行委員会

2014 パイクスピーク・ヒルクライム レースレポート
6.27 練習走行3日目 ミドルセクション

 6月27日(木)、練習走行3日目は、24日の公式練習でも使用したミドルセクションを再び走る。チームではこれまでに様々なセッティングを試しデータを蓄積してきたが、初日と同じコースを再び走る事で進むべき方向が明確になってきた。

 午前5時30分走行スタート。天候は曇りだが雨の心配は無さそうだ。ミドルセクションはコース長が短いため、5本の走行機会があった。E-RUNNERパイクスピークスペシャルを駆るモンスター田嶋は、エアロやサスペンションに施したいくつかのセッティングの効果を確かめるべくコースイン、ひとつひとつのコーナーを丁寧に攻めて行く。結果はタイムにも現れ、初日のタイムを大幅に更新した。

 その後は、1本目から発生していたブレーキバランスが崩れるトラブルが悪化し、それ以上タイムを詰めていくことはできなかったが、決勝レースへ向けてセッティングの方向性が正しい事を確認することができた。チームでは、明日のメンテナンスデイも有効に使い、万全の体制で決勝レースに挑む。

 第92回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは、29日日曜日午前8時(現地時間)に決勝レースがスタート。まずは二輪車部門が走行し、次いで四輪車部門となる。E-RUNNERパイクスピークスペシャルを駆るモンスター田嶋は、四輪車部門4番目に出走する予定だ。

【ドライバーモンスター田嶋コメント】
「今日はプラクティスデイ3、2回目のミドルセクション走行でした。これまでに進めてきたセッティングが功を奏してタイムアップすることができした。しかし、まだまだ満足が行く状態ではありません。土曜日も有効に使って、スタッフと共に最善の状態に持って行きたいと思います。
それにしても、四輪車総合の予選2位から4位を電気自動車が占めたことに驚いています。いよいよ電気自動車の時代が来ます。私達の活動が電気自動車の普及につながれば非常に嬉しいです。日曜日はいよいよ決勝レースですので応援よろしくお願いします。」