2010年にF1にデビューするUSF1のドライバー候補として、フランク・モンタニーの名前が挙がっている。
アメリカの新チームUSF1は、若手アメリカ人ドライバーと経験あるドライバーのコンビネーションを求めていると見られており、後者の条件を満たすモンタニーはすでにチームと契約を結んでいるとの報道もある。
モンタニーは2003~2005年にはルノー、2007年にはトヨタでテストドライバーを務め、2006年にはスーパーアグリからグランプリに出場している。F1から離れた後、モンタニーはスポーツカーの世界で活躍、今年のル・マン24時間ではプジョーを駆り総合2位に入った。USF1のスポーティングディレクターであるピーター・ウインザーは、モンタニーのドライバーとしての能力、セッティングおよび開発におけるスキルを高く買っていると言われている。
しかしモンタニーはインディカーのアンドレッティ・グリーン・レーシングと新規チームド・フェラン・モータースポーツとも来季に向けた交渉をしていると見られている。2008年にモンタニーはAGRからALMSに出場し、LMP2クラス優勝を獲得、先月のIRLインフィニオンで同チームからインディカーデビューを果たした。
USF1のドライバー候補としては、アレックス・ブルツ、ジャック・ビルヌーブ、ダニカ・パトリック、マルコ・アンドレッティ、グラハム・レイホール、ジョナサン・サマートン、ライアン・ハンター-レイ、カイル・ブッシュといったドライバーたちの名前もウワサに上っている。