フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロは、F1カナダGPでフェルナンド・アロンソがバックマーカーに行く手を阻まれタイムロしたことに触れ、「現代F1においてGP2レベルのマシンとともに走ることは許容できない。彼らは日曜の朝にGP2とともに走ったらいい」と述べ、再び怒りをあらわにしている。
カナダGPの決勝レースで、アロンソはロータスのヤルノ・トゥルーリがブルーフラッグが振られているにも関わらず進路を阻まれ、さらに2回目のピットストップの後にはマクラーレンのルイス・ハミルトンとのギャップを築くべくプッシュしていたところを、ヒスパニアのカルン・チャンドゥックと遭遇。タイムをロスした。
「もしトゥルーリが僕をスローダウンさせなかったら僕はミッションを成し遂げることができたはずなんだ」とアロンソ。僕はそこで1秒近く失ったし、ピットから出るときにはハミルトンの位置を確認できていて、トラフィックに引っかからなかったらリードを奪えていたはずだ」とアロンソ。
そんなアロンソの嘆きを聞き、モンテゼモロは今までも主張していた新規チームへの怒りを、イタリアのガゼッタ・デロ・スポルトに対し再び爆発させた。
「我々のマシンはモントリオールで勝利を得るペースで走ることができていた」とモンテゼモロ。「将来、ラップされるマシンが我々のペースを妨げないように望みたい」
「現代のF1で、GP2のペースで走るマシンとともにF1で走ることは許されない。彼らには日曜の朝(GP2のレースが行われる時間)に走るように提案するよ」