ラリー・フィンランドでWRCデビューを果たすことが決まったキミ・ライコネンだが、WRCに出場するからといって今季いっぱいでF1から引退するわけではないとして、ラリーへの来季転向を否定した。

 ドイツGPが行われたニュルブルクリンクのパドックでは、2010年にフェルナンド・アロンソがフェラーリ入りし、ライコネンは1年早くチームを去り、ラリーに転向するとのウワサがささやかれていた。アロンソとフェラーリとの契約は、1億7,500万ポンド、5年におよぶものであると推測されており、その契約はイタリアGPの週末に正式に発表されると推測されている。また、アロンソにシートを明け渡すのはライコネンになるだろうとの見方が強い。チームメイトのフェリペ・マッサはこの2年、ライコネンより高いパフォーマンスを見せており、それでいてサラリーも大幅に安いからだ。

 もしライコネンを解雇するとなると、フェラーリは彼に2010年分のサラリー、2,800万ユーロ全額を支払う必要があるが、アロンソの加入と共にフェラーリとスポンサー契約を結ぶと見られているスペインのサンタンデールが、これを負担する可能性があるという。

 しかしライコネンは、ラリー・フィンランドはF1の夏休み中のイベントのひとつにすぎないと主張しており、マクラーレン時代にも許されていたらラリーに出ていたとほのめかしている。
「(いつもどおりの)同じ質問をするんだね。僕の方の答えも同じだよ」とライコネンはメディアに対してコメントした。
「僕は2010年の契約をフェラーリと結んでいる。何か変更する予定があるのかどうかは、彼らに聞けばいいんじゃないかな」
「このラリーに出場するからって、来年F1を続けたくないということにはならない。ずっと前もラリーに出てみたかったんだけど、その時はできなかった。フェラーリが寛大で、ラリーに出場するのを許してくれるから、今やっているというだけの話だよ」

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