全日本選手権フォーミュラ・ニッポンで2度シリーズチャンピオンに輝き、2026年はスーパーGT GT500クラスに参戦するNISMOの監督を務める松田次生氏が、F1について語る連載企画『松田次生のF1目線』。今回は2026年サマーブレイク明け5戦についてお届けします。
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サマーブレイク明けの5戦中3戦でメルセデスが勝利を飾る一方で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は4戦連続の表彰台登壇を果たし、マレーシア・セパンで開催された第16戦バーレーンGPではポール・トゥ・ウインで今季初勝利を飾っています。レッドブルのアップデートがうまくっていると感じるとともに、そのアップデートに対するセットアップも持ち込み段階からうまくいっており、その結果がセパンでの勝利を可能にしたと感じています。
また、サマーブレイク明けのレースを見ていると、メルセデスを追うライバル勢のパワーユニット(PU)の使い方が変わってきていますね。メルセデスPUは内燃機関(ICE)もそれなりにいい上に、電気エネルギーのチャージ量が明らかに多く、そこがライバルとの戦いで大きなマージンとなっていたと思います。ライバルチームが変えてきたのは、電気エネルギーのチャージの仕方、そしてデプロイ(放出)の仕方の部分です。メルセデスのエネルギーマネジメントを分析したことで、ここ数戦のフェラーリ、レッドブルは電欠になる場面が減ったように見受けられます。
そしてもうひとつ、フェルスタッペンとレッドブルがすごいなと感じる部分がありました。
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