ロータスでシート合わせを行ったキミ・ライコネンが、自分の復帰についてネガティブなことを言う人間もいるが、全く気にしないと語った。
この2シーズンをWRCで過ごしたライコネンが2012年にF1に復帰することが決まって以来、彼を歓迎する声が多いものの、モチベーションを維持できるのか、2009年当時の速さは衰えていないのか、懸念する声も上がっている。
しかしライコネン自身は、他人の意見は全く気にならないと述べた。
「僕の復帰に関してメディアがかなり大騒ぎしていて、いろいろなうわさも流れている」とライコネンはチームのインタビューにおいて答えている。
「(ネガティブな意見があっても)全く気にしない。ナンセンスなことも耳にするけど、いい話も聞こえてくる。一番大事なのは、僕自身が復帰を望んでいたということであり、このチームでいいチャンスを得たということだ。だから満足している。他人が何を言い、何を考えているか、僕は気にしたことがない。僕は自分の仕事をするだけだし、自分がハッピーであれば、それが一番大事なんだ」
「僕にとってF1復帰はいいことだ。そしてチームやファンにとってもいいことであればいいなと思っている。1年のこの時期にファクトリーで過ごす時間が大好きだ。新車を取り巻く雰囲気に活気があふれていて、すべての部署が予定どおりに準備するために全力で作業にあたっている。皆の熱意が感じられるし、自分がその一員であるのは嬉しい」