キミ・ライコネンのF1復帰に関し、さらなる進展が明らかになった。彼のマネジャーがF1アブダビGPのパドックに姿を見せていたという。
この週末、ヤス・マリーナのパドックでは、ライコネンの復帰に関する多くの推測が飛び交っていたが、そんな中に彼のマネージャーの姿があったと、Yallaf1.comは伝えている。
ライコネンは今週、イギリスのウェールズを舞台に開催されたWRC最終戦ラリーGBに参戦していたが、彼のマネージャーを務めるスティーブとデイビッドのロバートソン親子ふたりはアブダビのパドックに姿を見せ、さらにウイリアムズのホスピタリティ・エリアでグランプリを観戦していたと、フィンランドのTurun Sanomat紙は報じている。
日曜日、ウイリアムズの代表であるサー・フランク・ウイリアムズは、「来年チームがライコネンを迎え入れることに強い関心を持っている」と、MTV3にコメントしている。
「どのようなビジネスでも、有能な人物というものは誰であろうとその価値を議論するのが当然だ」とサー・フランク。「交渉は続いているが、それはいたって普通なことだ」
また、ライコネンに対するウイリアムズの関心がそれほど新しくないことも、チームの共同創設者であるパトリック・ヘッドのアブダビでのコメントが証明している。
「彼がザウバーをドライブしている時、我々はキミに興味を持っていた。そこで、当時パートナーであったBMWにライコネンの獲得を提案したが、彼らはあまりに多くの金額が必要になると考えたようだ」