最新のレポートによれば、キミ・ライコネンのF1復帰の可能性に若干のかげりが見え始めているという。
イタリアのアウトスプリント誌は、ライコネンのスポンサーが興味を失ったと伝えており、現在候補リストのトップは、同じフィンランド出身のバルテッリ・ボッタスだと報じている。
ドイツのコメンテーターで元F1ドライバーのクリスチャン・ダナーは、もはやライコネンの復帰が実現するかどうかさえ気にしていない。
彼はライコネンが2009年にフェラーリを離脱したことに言及し、「実際のところ、彼が引退したときには、すでにベストを過ぎていた」とコメントしたと、Yallaf1.comが伝えている。
スイスのコメンテーター、マーク・スレールも同じような意見を持っている。
「キミに関して考える場合は、常に彼自身のモチベーションを気にかけなければならない。ラリー(WRC)は彼に望むような結果をもたらさなかった。そんな彼がF1に復帰するだろうか?」
スレールは、ライコネンがウイリアムズに馴染むと考えているが、チームの技術面から中団グループを争うことになると予想し、それならハングリー精神のある若いドライバーを起用するほうがいいとコメントしている。
それでも、ライコネン自身はまだ何も明らかにしていない。
「これから起こることは、まだ解決していない」