2011年F1ヨーロッパGPの土曜予選で、HRTのナレイン・カーティケヤンは24位、ビタントニオ・リウッツィは22位だった。

■HRT F1チーム
ナレイン・カーティケヤン 予選24位
 難しいセッションだった。昨日ギヤボックストラブルで走行時間を失い、そのロスを取り戻すことができなかった。僕らのマシンのブレーキングスタビリティはベストではないから、それについては少し心配しているが、それ以外は大きな問題はない。このコースはトリッキーで、ほんの些細なミスでも大きなつけを払わされる。すべてのコーナーが長いストレートにつながっており、マシンをきっちりとめられなかったり、ほんの数インチ、エイペックスを逃したりすると、ストレートでの走りに影響するんだ。オフラインではグリップがあまりないから、かなり正確な走りをしなければならない。あと数周走りたかったけれど、重要なのは予選を通過し、明日のレースで戦うことだ。ここを走るのは初めてだったから、すべてが経験になる。それはいいことだね。僕らはマシンを改善する必要があり、僕自身ももっとよくなる必要がある。その上でどこまでやれるか見てみなければならない

ビタントニオ・リウッツィ 予選22位
 昨日僕らはマシンバランスに問題を抱えた。リヤタイヤがオーバーヒートして低速コーナーからの立ち上がりでスライドしたんだ。でも今日の午前中にバランスを向上させることができた。主なライバルたちが進歩しているため、難しい予選になることは分かっていた。気温が高い状態ではリヤタイヤが厳しいので難しいレースになるだろうけど、明日はまた別の日だし、期待したい。展開を見ていくよ。もちろん戦いは続いており、いつもどおり最終ラップまで戦い続ける。今後に向けてマシンへの理解をもっと深め、目標に向けてプッシュし続けなければならない。明日はスタートでティモの前に出られるよう狙っていき、その後はリヤタイヤの性能をキープしていくことが重要だ。明日は難しいレースになるだろうけど、ホームのファンのためにできるだけいい結果を出すべく攻めていく。モントリオールの結果を見て、ファンを含む皆が僕らチームを信頼してくれていると思う。僕らは昼夜問わずプッシュしていることを証明した。ホームグランプリでタフな状況に直面しているのは残念だけど、最後まで諦めないよ。

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