2011年F1ヨーロッパGPの日曜決勝で、HRTのナレイン・カーティケヤンは24位、ビタントニオ・リウッツィは23位だった。
■HRT F1チーム
ナレイン・カーティケヤン 決勝24位
予想どおり決勝では温度が高かったためにマシンはとても走らせづらかった。リヤタイヤのデグラデーションが大きく、週末を通して同じブレーキングの問題に見舞われた。序盤はリウッツィやダンブロジオなど、集団についていこうとしたが、7周後、フロントをロックさせ、その後のレースは単独走行となった。完走したけれど、今日はポジティブな点はあまりない。僕らのパフォーマンスは最高のものとはいえなかったが、地元の応援は素晴らしかったし、もっといい結果を出したかった。
ビタントニオ・リウッツィ 決勝23位
リヤタイヤに苦しみ、本当に難しいレースだった。金曜の時点から苦戦することは分かっていた。リヤがオーバーヒートし、それによりタイヤの摩耗が激しくなっていたからだ。そのために3回ストップの戦略をとらざるをえず、残念ながらヴァージンに勝つことができなかった。最初のふたつのスティントでは彼らと戦ったが、僕らのピットストップ回数は彼らより1回多かったので、その後は彼らと戦うのは難しかった。ライバルたちのペースについていくには、懸命に努力する必要があるし、改善を目指し、昼夜問わずハードワークに取り組まなければならない。母国ファンの前だっただけに残念だ。彼らは熱心に応援してくれた。僕らは今シーズンこれからもプッシュしていく必要がある。今週末はとてもタフだったけれど、バレンシアは素晴らしい街で、僕らを大歓迎してくれたから、とても素晴らしい週末になった。いい1週間だったよ。もっといい結果を出したかったから残念だが、今後に向けて戦っていく。
