2014年F1オーストラリアGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは2位だった。
■インフィニティ・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=2位
本当にエキサイティングな予選だった。天候の影響を受けたけれど、セッション全体がうまくいったよ。
Q1は問題なく進んでいきそうだったが、雨が降り出して、このマシンで初めてウエットコンディションで限界までプッシュして走った。難しかったけれど、同時にすごく楽しかった。それに上位にいられるのはいつだって嬉しい。
エンジニアが無線でペースがいいと言ってくれて、僕らは1位、2位、3位といった位置にいてポールポジション争いに加わっていると教えてくれた。このチームでの最初の予選セッションはすごくうまくいったと言っていいだろう。
フロントロウにつけることができて嬉しい。数週間前にはこうなるとは考えていなかったから、すごく喜んでいる。
彼(セバスチャン・ベッテル)のことは全く考えていない。彼は今日何らかのトラブルを抱えていたのだと思う。僕にとっては、シーズン開幕戦でフロントロウを獲得できたことは、自信を深めるという意味でとてもいいことだ。
ものすごく嬉しいけれど、肝心なのは明日だから、冷静さを保ち、落ち着いてもいる。明日のことを考えずに今夜パーティーをするなんて意味のないことだよ。
先走ってはいけない。自分の力を証明し、トップでのポジションを確立するため、まだやるべきことは多い。
今後のグランプリでもこの位置に立ち、常にグリッド上位にいられるようになれば嬉しい。
それに向けて一歩踏み出したけれど、まだ先は長い。これから何が待ち受けているのかを考えるとわくわくするし、今後のチャレンジに立ち向かい、乗り越えていきたい。