FIAは、F1開幕戦オーストラリアGPで2位チェッカーを受けたレッドブルのダニエル・リカルドが燃料流量規制に違反していたとして、レース失格の処分を言い渡した。

 2014年のレギュレーションでは、新たにエンジンの最大燃料搭載量が100kgに制限されるとともに、最大流量も毎時100kgまでと定められた。

 しかし、決勝レースを2番グリッドからスタートし、オーストラリア人ドライバーとして初の母国表彰台2位を獲得したダニエル・リカルドのレッドブルRB10は、レース後にスチュワードから燃料流入量100kg/hを“一貫して”超過していたと指摘された。

 数時間にもおよぶ調査の結果、FIAの技術委員会は、リカルドのRB10が燃料流入量100kg/hの規制に違反していたと結論づけ、リカルドの2位を決勝レース結果から除外すると公式に発表した。

 この結果、3位チェッカーを受けたケビン・マグヌッセン以降の順位がひとつづつ繰り上がり、マクラーレンのジェンソン・バトンが3位に昇格。4位フェルナンド・アロンソ、5位バルテッリ・ボッタス、6位ニコ・ヒュルケンベルグ、7位キミ・ライコネン、8位ジャン-エリック・ベルニュ、9位ダニール・クビアトと変わり、11位だったフォース・インディアのセルジオ・ペレスが10位1ポイントを獲得することになった。

 しかしながら、レッドブルはリカルドの失格裁定にすぐさま控訴する意志をFIAに通知。「チームとルノーは、エンジンに供給された燃料がレギュレーションに完全に準拠していたと確信している」と述べている。

本日のレースクイーン

李亜りあ
2025年 / スーパーGT
RUNUP RISING ANGELS Aqua Bella PIXIES
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円