FIAのスチュワードは、F1開幕戦オーストラリアGPで2位表彰台を獲得したダニエル・リカルドのレッドブルRB10が、今季新たに導入された燃料流入量100kg/hの規制に觝触している可能性があるとして調査していることを明らかにした。
オーストラリアGP決勝を2番グリッドからスタートしたリカルドは、58周のサバイバルレースでマクラーレンのケビン・マグヌッセンを最後まで抑えきり、オーストラリア人初の母国表彰台にのぼった。
しかし、FIAは、リカルドのレッドブルRBに搭載されているルノーエンジンがレース中に“一貫して”燃料流入量100kg/hの値を越えていたことを指摘、調査していることを明らかにした。
FIAの声明には次のように記されている。
「レース中、カーナンバー#3は一貫して燃料流入量100kg/hを超えている」
調査の結果、違反と判断されれば、2014年テクニカル・レギュレーション第5条1.4項の觝触となり、レッドブルにペナルティが課される可能性がある。