ハンガリーGP決勝終了後、フェルナンド・アロンソのタイヤ脱落に関し、ルノーに対してバレンシアでの次戦ヨーロッパGPの出場停止のペナルティが科されたことが発表された。

 レーススタートから11周をリードした後にアロンソはピットイン、しかしその際、右フロントタイヤが正しく装着されないまま、アロンソはコースに戻された。そのためアウトラップ走行中にホイールカバーが脱落、続いてタイヤがマシンから外れ、コース上をバウンドしていった。アロンソのR29は3輪で走行したことで空力面でダメージを負ったこともあり、最終的にはピットでレースを終えた。この事故で誰もケガを負った者はいなかったものの、最近起こったヘンリー・サーティースのF2での事故を思い起こさせることになった。

 原因が調査された結果、レーススチュワードは、メカニックたちはタイヤがまだ正しく装着されていないことを知りながら、危険の中アロンソをピットから送り出したと見なした。アロンソ自身はこのミスに気づいておらず、危険を認識していなかった。
 この結果、ルノーチームはアロンソのホームGPであるバレンシアで出場することを禁じられた。これにより、アロンソは、フェラーリからこのグランプリに出場することになるのではとのウワサが浮上している。フェラーリのフェリペ・マッサはハンガリーGP予選でケガを負い、現在入院中だ。
 ルノーF1のマネージングディレクター、フラビオ・ブリアトーレは、アロンソの将来について聞かれ、「1レースごとに見ていこう」とコメントしている。このコメントからも、もしマッサが今季絶望となった場合は、アロンソが代わりにフェラーリに乗るのではとのウワサが出てきている。

 ルノーは出場停止の決定に対し、控訴するものと見られる。

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