ロータス・ルノーGPが、来季ビタリー・ペトロフを手放す可能性があるという報道がなされている。
Auto Motor und Sportの報道としてYallaF1が伝えたところによると、ルノーは2012年のレースドライバーとしてブルーノ・セナとロメイン・グロージャンを起用する可能性があるということだ。
チームは、シーズン開幕前に大けがをしたロバート・クビカを来季起用するかどうかの判断を10月中に下すことを明らかにしている。今の時点でクビカはルノーチームと来季の契約を結んでいない。
一方ペトロフは来年の契約を有しており、スポンサーを持ち込んでいることもあって、彼が来季走るのは確実とみられてきた。しかしAuto Motor und Sportは「チームは2012年にブルーノ・セナとロメイン・グロージャンを起用するといううわさがある」と報じている。
今季途中でニック・ハイドフェルドに代わってレースシートについたセナは、すでにいくつかチームにスポンサーをもたらしているが、彼は「ブラジルにおいてロシアよりも大きなスポンサーを見いだす可能性がある」ということだ。
今季GP2チャンピオンに輝いたグロージャンとは、「ルノー社から補助金を得られることに期待し、安い値段で」契約する可能性があるという。
ペトロフは、モンツァにおいて、「僕の来季契約は安全だ」と述べている。