ルノー・スポールF1のディレクター・オブ・オペレーションズ、レミ・タファンが、F1チームがサマーブレークに入っている間にも、ルノーはパワーユニット向上のための作業を続けると述べた。

 F1新エンジンレギュレーションが導入されて2年目の今年もルノーは信頼性の問題に悩まされ、カスタマーチームであるレッドブル・レーシングとトロロッソはシーズン前半の時点で5基目のエンジンに突入、ペナルティを受けている。

 しかしハンガリーでは、レッドブルのダニール・クビアトとダニエル・リカルドが2位と3位、トロロッソのマックス・フェルスタッペンが4位とルノーPU勢が上位に続く好結果を出した。

 サマーブレークの間、F1チームは2週間はファクトリーをシャットダウンして作業をストップするが、パワーユニットマニュファクチャラーのルノーにはその制限は課されない。
 ルノーは後半戦の大規模なアップグレードのため、夏季も休まず作業を進めると、タファンは述べた。

「ルノー・スポールF1はチームではないので、シャットダウンは適用されない」とタファンが語ったとF1iが伝えた。
「今年のカレンダーは非常に忙しいため、サーキットで働くスタッフやデザイン担当者たちはこの間に休みを取る。だがルノー・スポールF1自体はオープンしている。全従業員の35パーセントが日々作業を行う」
「交代で休暇を取り、パフォーマンス向上のための作業を継続する。シーズン後半に重要なアップグレードを多数入れる予定なので、パートナーチームの今後のパフォーマンス向上のため、作業を継続することが重要になる」

「ハンガリーでは我々が正しい方向に進んでいることがはっきりした」
「休み明けのベルギーはタフなレースになるだろう。前の週からこのグランプリへの準備を始め、ダイナモを動かし、エンジニアたちはパフォーマンス最適化のためのセッティングを考える」
「休暇を取ってリフレッシュできるのはいいことだ。シーズン後半戦にもレースが多数残っているので、野心的な目標の実現を目指したい」

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