フランスのオートエブドは11日、来季のルノーF1のドライバー候補として佐藤琢磨が上がっていると報じた。現在ルノーのロバート・クビカのチームメイトの候補には、5人の名前が挙がっており、琢磨がそこに含まれているという。
すでに12月24日発売のF1速報・新年情報号でも伝えられているとおり、ルノー側としては最有力候補だった小林可夢偉がザウバーと契約してしまったため、クビカと組むドライバーを短時間で探す必要に迫られている。
そんな中、F1速報でも掲載していたとおり、新たにルノーF1のパートナーカンパニーとなったジニー・キャピタルの子会社、グラビティ・スポーツマネージメントに所属するドライバーたちを含めたリストが作成され、新チーム代表のエリック・ブイユがそのリストをもとにドライバー選考を進めているという。
オートエブド誌が報じたそのショートリストの中には、グラビティに所属するジェローム・ダンブロシオ、タン・ホー・ピンの他に、ニック・ハイドフェルド、ロメイン・グロージャン、そして琢磨の名前があるとしている。F1速報によれば、琢磨がルノーに加入した場合、琢磨のマネージメントをグラビティが行うことになりそうだ。
タン・ホー・ピンはヘレスでのヤング・ドライバーテストに参加、ルノーをドライブしたが、ダンブロシオは自らF1に参戦する準備ができていない、と明らかにしている。