ル・マン24時間の決勝レースから一夜明け、決勝レース3周目に95号車アストンマーチン・バンテージがクラッシュ、アラン・シモンセンが亡くなったテルトルルージュには、多くの花が手向けられ、デンマーク国旗が掲げられている。
今季のル・マン24時間の決勝レース3周目、LM-GTEアマクラスの首位を走行していた95号車アストンマーチンのシモンセンは、テルトルルージュ進入の縁石に乗りスピン。アウト側のガードレールにクラッシュし、駆けつけたメディカルチームの救急処置にも関わらず、帰らぬ人となった。
決勝レース終了から一夜明けたテルトルルージュは、もともと国道338号線として一般公道となる部分であり、一般車が通行していたが、シモンセンがクラッシュし、決勝スタート後のセーフティカー中に補修された真新しいガードレールには、デンマーク国旗や多くの花が手向けられた。
現場にはまだ生々しいタイヤ痕がそのまま残っており、通行する一般車もアクセルをゆるめ、1986年以来となるル・マンでの死亡事故現場に目をやっていた。