ウイリアムズのボス、トト・ウォルフは、バルテッリ・ボッタスはF1デビューシーズンとなる来年からミスせずポイントを取ってこなければならないと語った。

　ウイリアムズは28日、2013年のドライバーとしてパストール・マルドナドとボッタスのラインナップを発表した。これによりブルーノ・セナはウイリアムズのシートを失うことになった。

　ウイリアムズは、今季マルドナドが1勝を獲得したものの、マルドナドとセナはポイント獲得のチャンスを最大限に生かすことができず、今季コンストラクターズランキングは8位にとどまった。
　ボッタスのマネジメントも手がけるウォルフは、ルーキーの彼に対し初年度からポイントを獲得することを期待している。

「F1にデビューするとまず最初にプレッシャーに対処しなければならない。バルテッリにはそれができる力があると私は思う」とウォルフは語った。
「彼にとってはルーキーシーズンになるが、何でも許されるわけではない。彼はそれをよく承知している」
「彼はリラックスしたドライバーだ。これまでは常にそうだった。だから彼がこの状況から大きな影響を受けることはないだろう」

　ウイリアムズはマルドナドとボッタスのふたりと長期契約を結んでおり、ウォルフはそれによってチームが安定したパフォーマンスを発揮できることを望んでいる。
「我々にとって重要なのは、チームの安定のため、ふたりのドライバーと長期的な、複数年契約を結んでいるということだ」
「バルテッリにとって来年はルーキーシーズンではあるが、彼はチームにとって重要な存在だ。皆が彼を知っており、彼はチームにとって投資なのだ」
「彼が最初はパストールから多くのことを学び、いいパフォーマンスを見せてくれると信じている」
「私たちにとってポイントを大量に獲得することが重要だ。それこそ我々が彼に期待していることだ」