IZODインディカー・シリーズに、今季は父親ボビー・レイホールのチームであるレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)から参戦するグラハム・レイホールは、昨年まで所属していたチップ・ガナッシへ復帰する可能性が将来あることを認めている。
2007年にチャンプカーにデビューし、翌年インディカーの開幕戦でいきなりポール・トゥー・ウインを飾ったグラハム。2011年からチップ・ガナッシのBチームに移籍し、昨年はテキサスで2位を記録するなど速さを見せシリーズ10位で終えていた。
今季RLLRに移籍することになったグラハムだが、キャリアの中でチップ・ガナッシに移籍できたことはベストなオプションだったと語っている。
「ガナッシでのことは、僕のキャリアを前進させていくうえで、良いものになると思っているよ。これから何年もインディカーのレースをしていきたいし、いつかそこに戻るかもしれない」
「チップ・ガナッシのシートに座らなかったら、大失敗だと言うと思うよ。すべての勝利を得ることも望んでいる成功を掴めないとしてもね」
昨年のテキサスでは、残り2周までトップを走行していたが、ウォールにヒットしジャスティン・ウィルソンに交わされ、2勝目を挙げる機会を逃してしまったレイホール。そのミスが彼を悩ましたが、そのことでチームを追い出された訳ではないと語る。
「それについて話すと長くなってしまうね。テキサスではとても楽しむことができた。本当に素晴らしい人々と仕事ができたしね。オーバルでトップを単独走行ができていたんだ。これまでのロードコースでは、あんなにハードにドライブしたことはないね。そこにしっかりしがみついていたし、勝つチャンスは十分あったよ」
「もちろん勝つことを願っていたけど、2位をゲットすることができた。だから今は、再びチャンスを得るまで、テキサスについての質問を聴くことを止める気はないよ」