FIAは、レッドブルRB8がF1のテクニカルレギュレーションに違反している疑いがあるとして、スチュワードに調査の委託を行った。

 FIAのF1技術担当ジョー・バウアーが発表した声明では、セバスチャン・ベッテルとマーク・ウエーバー車のエンジントルクマップに関する問題が指摘されている。
 FIAは、2台のエンジンの中速トルクの出力が本来より低いため、これがレギュレーション違反にあたるのではないかと指摘。また、それを排気の利用によって空力的なアドバンテージを得ている可能性があるとも主張している。

「カーナンバー01および02エンジンのベーストルクマップを調査したところ、両方のエンジンの最大トルク出力が以前に他のイベントで示された値より、特に中速域で著しく低いことが明白になった」と、バウアーは声明において述べている。
「さらに、テクニカルレギュレーション第36条11項に違反している疑いのあるこの新しいトルクマップは、人為的に2台のマシンの空力特性を変えるものだと考えられる。私はこの問題をスチュワードに引き継ぐことにした」

 これに対しレッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは、「私はすこしの違法性も承知していない。結果は予選の後に申告された」と述べている。

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