レッドブル・レーシングはモナコの前にFIAからリヤディフューザーの一部を変更するよう求められたが、それに対応して以前よりもむしろ速くなったと、チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーが語っている。
ドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルト誌は、マクラーレンのエンジニアリングディレクター、パディ・ロウが、RB6のディフューザーのあるエレメントがレギュレーション違反ではないかとFIAに通報したと報じている。今季圧倒的な速さを誇るRB6は、他チームから厳しい監視の目を向けられている。
FIAからの要求に従い、レッドブルは修正を行ったものの、マーク・ウエーバーとセバスチャン・ベッテルのマシンはモナコでも他より速く、1-2フィニッシュを成し遂げた。
「マシンのリヤ部は慎重に扱うべきエリアであり、できるだけ他のチームに見られないようにしている」とホーナー。
「問題の(ディフューザーの)ウイングを外したバージョンを走らせなければならなかったが、その方が前より速かったぐらいだよ」