レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、日本GPでマーク・ウエーバーの戦略を3回ストップに変更したのは他に選択肢がなかったからであり、セバスチャン・ベッテルを勝たせるためではないと述べた。

 ポールポジションからスタートしたウエーバーは、スタートでロメイン・グロージャンに先行されたものの、セバスチャン・ベッテルより前を走っていた。しかしウエーバーは3回ストップ、ベッテルは2回ストップで走行、ベッテルは優勝を獲得、ウエーバーは2位という結果になった。

 レース後、ウエーバーはチームが自分に関して3回ストップを選択したことに驚いたと語った。
「(チームが)3回ストップに変更したことに少し驚いた。僕は『それは正しい選択なのか?』と尋ねたよ」
「(僕にとっても)2回ストップは達成可能であり、それを目指すことができた」

 そのためレッドブルがベッテルを優先したのではないかとの推測が飛び交ったが、ホーナーは、ウエーバーは1回目のピットインを11周目という早い時期に行わなければならなかったため、2回ストップは無理だったと語った。

「決め手となったのはファーストスティントだ」とホーナー。
「決勝前、2回ストップでいけるかどうかはぎりぎりだが、前が空いた状態で走れればやれると考えていた」
「だがファーストスティントがすべてを決定づけた」
「マークはグロージャンにプレッシャーをかけ続け、タイヤのダメージの進行が早く、タイヤが終わってしまったために、あのラップでピットに入らなければならなかった」
「そのラップ数では、我々の想定では2回ストップを実行するには短かすぎた」

「その後、(ダニエル・)リカルドが後方を押さえて走ったため、(その前に)空間ができた」
「グロージャンはマークをカバーするためにピットに入り、セバスチャンは前が空いた状態で、タイヤを温存しつつ非常に速いペースで走ることができた」

「グロージャンの前に出るにはマークにとってはこの戦略が、セバスチャンにとってはそれとは別の戦略がベストだと我々は考えた」

 ホーナーは、決勝前の話し合いで、ベッテルとウエーバーは自由に戦えるということは明らかにしており、もしベッテルが2回目のピットストップの後にグロージャンの後ろで時間をロスしていれば、ウエーバーが勝った可能性が高いと述べている。

「決勝前、今日はドライバーたちは自由に戦えるという話をした」とホーナー。
「グロージャンがセブを押さえつけていれば、マークの方がタイヤで有利であり、勝つチャンスが大きかったと思う」
「だがセブは早い段階ですばやく(グロージャンを)オーバーテイクし、大きなリードを築いた。それが決め手になった」

本日のレースクイーン

愛染のえるあいぜんのえる
2026年 / オートサロン
AUTOWAY
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年3月号 No.1617

    [特集│技術系SGT関係者 覆面座談会]
    タイヤワンメイク時代の
    スーパーGTを考える

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円