バーレーンF1合同テスト4日目最終日の22日、ダニエル・リカルドがレッドブルRB10・ルノーの走行を行ったが、再びトラブルに見舞われ、十分な走行ができないままに今回のテストを終えた。

 ルノーのパワーユニットとマシン自体の問題を抱え、レッドブルは連日苦労している。バーレーンテスト2日目にはようやくセバスチャン・ベッテルが計59周とまずまずの周回数を走りこんだものの、リカルドがマシンを引き継いだ21日はメカニカルトラブルで走行を打ち切り、最終日への準備に集中することに決めた。しかし結局22日もわずかな周回しか行えずに終わっている。

 リカルドは午前中からコースに出ることができたものの、チームはその走行の中でソフトウェアの問題に気づいた。昼頃にコースに復帰し、10周を走った後、メカニカルトラブルが発生、チームは走行を中断せざるをえなくなった。
 マシンにダメージが見つかり、調べた結果、最初考えた以上に大きなダメージであることが分かり、チームは修復を急いだものの、走行を再開することができなかった。

 リカルドは合計15周を走るにとどまり、1分39秒837のタイムで7番手となった。

「難しい週だった」とレースエンジニアリング・コーディネーターのアンディ・ダメラムが振り返る。
「とても大きな進歩を成し遂げることができた。特にテスト2日目はうまくいった。だが、同時に多数の問題を抱え、それによって作業が妨げられた」

「エンジニアリングチームは次の対策を立てるため、ミルトンキーンズに向かう。来週行われる3回目のテストですべてをうまくやれることを期待するだけだ」

 リカルドは、2日間とも満足に走れなかったことに落胆している。

「正直言って、いい一日ではなかった」とリカルド。
「僕らには時間が必要だ。あと4日間テストがあるから、それを最大限に活用できることを願う」
「今日行った走行ではマシンのフィーリングがよくなっていたということは言える。でも残念ながらまた別のトラブルが発生して、マシンのポテンシャルを生かせなかった」
「来週はもっと走れるといいね」

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