セバスチャン・ベッテルがコース上でマシンを止めたのは、エンジンサプライヤーであるルノーの要請だったとレッドブルが明らかにした。
ベッテルは、予選終了後のインラップ中に、チームの無線でマシンを停止するよう指示され、コース脇にマシンを止めた。
「理由は分からない。止まるように指示されたんだ」というベッテルのコメントをYallaF1が伝えている。
チームボスのクリスチャン・ホーナーはエンジンとKERS、さらにオルタネーターを供給するルノーからの要請だったことを明かした。しかしパドックでは、ベッテルが単に燃料を使い果たしただけではないかと噂されている。
「(ルノーからの)要請だったが、現時点で理由までは分からない」と、ホーナーはBBCに語っている。
今年のレッドブルはルノーの2012年型オルタネーターのトラブルで何度か被害を被っている。同社のレミ・タフィンは、完全新仕様のスペックを準備できるのはオースティンになるとアブダビで語った。
ベッテルのトラブルに関して質問を受けたフェラーリのフェルナンド・アロンソは、「チャンピオンシップにおける望みでは助けになる」と、コメントしている。