レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーが、エンジンの年間使用基数制限が将来緩和されることを求めている。今年は4基に制限されているが、レッドブルはおよそ倍の数を使うことになるかもしれないとホーナーは考えている。

 今季F1ではパワーユニットの6つのエレメントを年間4つずつしか使用できず、5つ目以上を使用した際にはグリッドペナルティなどが科せられることが定められている。しかし今年のルノーのパワーユニットには多くのトラブルが発生しており、ダニエル・リカルドは次のスペインGPで4基目のエンジンを使用する見込みだ。

「苛立ちを感じる。(年間)4基で収まらないことは明らかだからだ。我々は3戦で3基使い、4基の制限内に抑えられる可能性はゼロに近い」とホーナーはFormula1.comのインタビューで語った。

 パワーユニットの年間使用基数を5基に増やそうという動きはあるものの、それが実現したとしてもリカルドがペナルティを回避するのは難しいとホーナーは認めた。

「マレーシアで全チームがエンジン制限を5基に拡大することに合意した。それでもエンジンペナルティの影響は我々だけでなく他のチームにもおよぶだろう」

「我々にとってはシーズン中の制限基数を7、8、あるいは9基に拡大する必要があるだろう。だが残念なことにこれが規則であり、この規則の下で我々はうまくやれていない。今後は規則がより現実的なものになることを望む」

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