グランツーリスモとレッドブルのプロジェクトにより誕生したグランツーリモ5のバーチャルプロトマシン「レッドブル X1 プロトタイプ」の驚くべきパフォーマンスが動画で公開された。

 この「レッドブル X1 プロトタイプ」は、レーシングカーのスピードを抑制するレギュレーションを排除して生み出されたマシンで、レッドブル・レーシングのマシンデザイナー、エイドリアン・ニューエイが開発に携わり、F1マシンさえもはるかに超える性能に仕上がっている。

 当初マシンは、低ドラッグを主眼に屋根付きのシングルシーターウイングカーとして最高時速400km/h、横への最大重力加速度6Gを見込んでいたが、ニューエイのアイデアで取り入れらた“ファンカー”技術の採用でさらなるダウンフォースを手に入れ、最終的には最高時速450km/h以上、8Gオーバーという驚異的なパフォーマンスを手にすることになった。

 シェイクダウンではレッドブルのF1ドライバー、セバスチャン・ベッテルが走行を担当したが、そのタイムはテストコースとなった鈴鹿サーキットのレコードタイムを20秒近く上回ったという。
 動画ではニュルブルクリンクのグランプリコースを走行。ここでも驚くべきラップタイムを刻んだ。

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