レッドブル・レーシングとグランツーリスモ5のコラボレーションで誕生した究極のマシン「レッドブル X2010」のフルスケールモデルが、今週末に開幕する東京オートサロンで展示される。
この「レッドブル X2010」は、レッドブルF1のチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューエイがレギュレーションという概念をすべて取り払ってデザインした究極のバーチャルレーシングカー。キャノピーを備えたシングルシーターマシンでタイヤにはホイールカバーがつき、さらに禁断のテクノロジーと言われる“ファンカー”の概念を備えている。
そのパフォーマンスは軽くF1マシンを超えるもので、ニュルブルクリンクのグランプリコースを1分4秒853で駆け抜け(ちなみに、今年のF1ドイツGPでレッドブルのマーク・ウエーバーが記録したポールポジションタイムは1分30秒079)、鈴鹿サーキットに至ってはセバスチャン・ベッテルが実際のコースレコードを20秒以上も更新するという驚異の性能を誇る。
この夢のマシンが、1月13日(〜15日)に千葉の幕張メッセで開幕する東京オートサロンに出展される。今回展示されるのは、レッドブル・レーシングが自ら製作したX2010の1/1スケールモデルで日本国内では初めての展示となる。この「レッドブル X2010」は東京オートサロンに加え、福岡モーターショーの「グランツーリスモ」ブースでも展示される予定。
なお、両会場では『グランツーリスモ5』の試遊台も用意され、スケールモデルの鑑賞とゲームでのパフォーマンス体験を一度に楽しむこともできる。
TOKYO AUTO SALON 2012 with NAPAC
期間:2012年1月13日(金)〜15日(日)
会場:幕張メッセ国際展示場ホール1〜8・イベントホール
福岡自動車博覧会 福岡モーターショー2012
期間:2012年1月27日(金)〜1月30日(月)
会場:マリンメッセ福岡、福岡国際センター、福岡国際会議場等