2013年V8スーパーカー選手権の開幕戦「クリプサル500」は日曜日に第2レースの予選と決勝が行われ、ホールデンのシェイン・バン・ギスバーゲンがポール・トゥ・ウインを飾った。ニッサン勢の最上位はジェームス・モファーの13位だった。
前日の第1レースでポールスタートに失敗しているギスバーゲンは、第2レースのスタートでも同じフロントロウのマーク・ウィンターボトム(フォード)に一瞬リードを奪われたが、この日のギスバーゲンはすぐにポジションを回復。2周目のヘアピンでトップに返り咲き、序盤からレースの主導権を握った。
その後、ギスバーゲンは1回目のピットストップで3番手スタートの王者ジャミー・ウィンカップ(ホールデン)に一時逆転を許したが、最後のピットストップで再びトップを奪い返すことに成功。終盤もリードを築いたギスバーゲンはセーフティカー出動にも動じることなく最後まで首位の座を守り抜き、今シーズンの初勝利を見事ポール・トゥ・ウインで飾った。
2位はウィンカップ、3位には第1レースを制したクレイグ・ラウンズ(ホールデン)が入り、ホールデンがトップ4を独占した。
一方、ライバルのフォード勢はウィンターボトムが5位、ニッサンのアルティマはモファーが13位、リック・ケリーが14位で残る2台はリタイア。メルセデス勢もリー・ホールズワースが17位で、こちらも残る2台はリタイアに終わっている。