ブラウンGPのチームプリンシパル、ロス・ブラウンは、2010年にウイリアムズに移籍するルーベンス・バリチェロに対し、今年の貢献に感謝すると共に、今後の活躍を祈るコメントを発表した。
バリチェロは今季17戦中15戦で入賞し、ヨーロッパGPとイタリアGPでは優勝を挙げ、ドライバーズランキング3位になると共にチームのコンストラクターズタイトル獲得に大きな貢献をした。しかしブラウンGPは来季、新チャンピオンであるジェンソン・バトンを残留させると共に、今季末でウイリアムズを離脱するニコ・ロズベルグを起用するものと思われており、今週、バリチェロのウイリアムズ移籍が正式に発表された。
「ルーベンスが来年もまたF1で走ることになり、我々としても非常に嬉しい」とロス・ブラウンはチームのリリースにおいてコメントしている。
「ルーベンスは4年間我々のチームに在籍した。我々は彼は非常に経験が豊富で才能のあるドライバーであると評価しており、在籍中の彼のチームへの貢献はとても大きなものだった」
「2009年はブラウンGPにとって特別なシーズンだった。我々のドライバーであるルーベンスとジェンソン(・バトン)がドライバーズ選手権を戦ったことをたいへん誇りに思っている」
「ルーベンスはバレンシアとモンツァで勝利を挙げたのをはじめとして、何度も表彰台に上がり、我々のコンストラクターズ選手権獲得に大きく貢献してくれた。また、彼は共に働いていてとても楽しい仲間だった」
「ルーベンスの新しいチームでの成功を心から祈ると共に、今年のブラウンGPへの貢献に感謝する」
