メルセデスGPのニコ・ロズベルグは2日、バレンシアF1合同テストで終日走りこみを行い、レースディスタンスを走破、燃料を大量に積んで走るロングランでもMGP W01のマシンバランスは良好だったとポジティブな感想を述べた。
ロズベルグは、前日の午前中にMGP W01のベースセッティングの作業を行い、午後にはミハエル・シューマッハーと交代した。2日は終日走行を行い、レースディスタンスにあたるロングランを走行し、計119周で5番手1分12秒899のタイムをマークした。
「初めて終日走ることができ、とても満足している」とロズベルグ。
「プログラムを進め、有意義な作業を行うことができた。マシン走行2日目にしてレースディスタンスを走ることができたし、燃料をたくさん積んでロングランをした時のマシンの状態もとてもよかった。ほんの少しペースは落ちるだけで、まるで同じマシンのように感じたし、バランスもよかった。シートポジションはまだ改善しなければならないね。1日の間に1.5cm下がってしまって、終盤は視界が少し悪くなってしまった。でも次のテストまでには解決できるだろう」
「全体的に見て、このプレシーズンテストをいい形でスタートできたと思う。このチームと作業をするのは楽しいし、すごくリラックスできたよ」
翌3日には再びシューマッハーがステアリングを握る予定となっている。