メルセデスのニコ・ロズベルグは、バーレーンGPでのルイス・ハミルトンやフェルナンド・アロンソに対するアクションは「いいレース」だったと述べ、自身がペナルティを免れたことを喜んだ。

 ロズベルグはバーレーンGP決勝で、自身のポジションを守るためにルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソに幅寄せをするような動きをとり、彼らをコースから押し出すような形になったため、この二度にわたる行為に対して審議がなされた。
 11周目、ピットからコ-スに復帰したハミルトンがロズベルグからポジションを取り返そうとしたが、ロズベルグはこれに激しく抵抗、ターン3の出口で大きく右側に寄り、ハミルトンはオーバーテイクの動きを完了させるためにターン4手前でコースの外を使わざるをえなかった。
 その後、ロズベルグは、オーバーテイクを試みるアロンソに対しても同様にアグレッシブなディフェンスを見せ、アロンソがコース外に押し出されるシーンが見られた。

 ロズベルグには何らかのペナルティが科されると予想した者が多かったが、スチュワードはレース後に審議を行い、ドライバーやチーム代表らの話を聞いた結果、ロズベルグは違反を犯していないとの判断を下した。彼らは、ロズベルグがハミルトンからポジションを守るために右側に寄った際の動きは、「一貫し、連続した、直線的な動き」であり、ロズベルグがその動きを始めた際にハミルトンは横に並びかけていなかったと説明した。アロンソに対する行為についても同様の理由で問題なしとされている。

 ロズベルグはスチュワードの決定に対し、次のようにコメントした。
「ルイスとフェルナンドとの間でふたつの出来事があったのは確かだが、疑いなくあれは両方ともいいレースだった」
「そのことでスチュワードのところに行かなければならなかったけれど、ありがたいことに彼らは、あの行為はタフではあったが問題ないと判断し、僕はペナルティを受けずに済んだ」

 この件に関し、ハミルトンは公式にコメントをしていないが、アロンソは決勝直後に次のように語ったとCrash.netが伝えている。
「もしあそこに広いランオフエリアではなく壁があったなら、今僕がここでこうして話すことができているかどうか疑問だ」とアロンソ。
「彼は僕をコース外に押し出した。ドライバーは(相手に)スペースを残さなければならない。いつでも常にスペースを残すべきなんだ」

 アロンソは裁定が出た直後にはtwitterを通して「これからのレースは面白くなりそうだ。皆、好き勝手なやり方でポジションを防御していいし、コースの外からオーバーテイクしてもいいわけだから。さあ楽しもう!」と皮肉を込めてコメントしている。

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