バーレーンF1合同テスト4日目最終日の22日、ニコ・ロズベルグがメルセデスW05で走行を行い、4日間通しての最速タイムをマークしてテストを終えた。

 ロズベルグは午前中、ショートランを繰り返す中で、ソフトタイヤでフライングラップを走り、1分33秒283を記録、これが今回のテストでのトップタイムとなった。

「ソフト寄りのタイヤを使い、少なめの燃料で、1ラップ走行のシミュレーションを行った」とエグゼクティブディレクター(テクニカル)のパディ・ロウ。
「このプログラムでのマシンの反応には満足している」

 予選シミュレーションの走行について感想を聞かれたロズベルグは、慎重な姿勢を示しながらも満足感を表している。

「マシンを快適に走らせ、リズムに乗り、バランスを見出すことができた。うまくいったよ」
「燃料が少ない状態でプッシュすることができたから、とても満足している」
「ポジティブな感触を持っている。ペースもとてもよさそうだけど、それ以上のことは言わないでおくよ。まだはっきりとは分からないからね」

 ロズベルグは、唯一33秒台に入り、自身が昨年のバーレーンGPでポールポジションを獲得した際にマークしたタイムに1秒以内まで近づいたものの、予選シミュレーションであまり燃料を積んでいなかったため、他との差が生じたと述べている。

「僕らの正確な位置を予想するのはまだ早い。他のドライバーたちは僕らほど燃料を減らして走行していなかったはずだからね」
「僕らは予選シミュレーションをしていた。(他との大きな)ギャップはそれで説明がつくし、他のチームが何をしているのか知るのは不可能だ」

 午後にはロズベルグはロングランでレースシミュレーションに取り掛かったが、トラブルのため2回マシンを止めている。

「レースシミュレーションでもまた大きな進歩を得られたが、その後、マシンが壊れた。つまり信頼性を確立するにはまだやるべきことがあるということだ」とロズベルグは述べている。

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