2015年F1アメリカGPの日曜、マノー・マルシャのウィル・スティーブンスは予選19位/決勝リタイア、アレクサンダー・ロッシは予選18位/決勝12位だった。

■マノー・マルシャF1チーム
ウィル・スティーブンス 予選19位/決勝リタイア
 すごく落ち込んでいる。レースをするチャンスを失ったからだ。この3、4戦は特にいいスタートをしているけれど、今日のスタートも大成功で、1コーナー入口でアレックスを抜くことができた。なのに「ドーン」という衝撃と共にレースが終わった。後ろから追突されて、続けられないほどのダメージを負ったんだ。こういうことも時にはあって仕方ないけど、今日はいい結果を期待していた。ようやくドライコンディションで走る機会が訪れたんだ。

 でもいつまでもくよくよしていても仕方がない。次のメキシコに気持ちを切り替えるよ。

アレクサンダー・ロッシ 予選18位/決勝12位
 本当に最高の1週間だった。今日12位で完走を果たすことができてすごく嬉しい。僕にとってもチームにとっても素晴らしいことだ。母国のファンの前でいいレースをすることができ、F1での3戦目にしてチームの今季ベストリザルトに並ぶ結果を出せたことを、とても誇りに思う。

 スタートは難しい展開になって残念だ。ウイリアムズのドライバーがダメージを負って体勢を崩していた。彼を避けようとしてウィルと僕は接触したんだ。ウィルには申し訳なかった。その時のダメージで彼はレースを終えることになった。

 ポジティブな要素は、(フェリペ・)ナッセと長い間いいバトルができたことだ。それに、次々と他のマシンがリタイアしていったから、僕らが入賞圏内に入るかもしれないと皆が思ったんじゃないかな。結局それはかなわなかったけれど、それでも今日が最高の一日だったことに変わりはない。

 この勢いを維持してメキシコに向かいたい。レースは1週間後だ。

 チームと、僕のキャリアをサポートしてくれている人たちにお礼を言いたい。F1キャリアにおいて素晴らしい出来事だったけれど、これからもっと素晴らしいことが起こるのだと期待している。

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