USF1と契約したホセ-マリア・ロペスが今季F1参戦のチャンスを失ったと、彼の母国アルゼンチンで報じられている。
USF1のF1プロジェクトが頓挫しかけていることから、ロペスは同じ新規チームのカンポス・メタ1と契約するとのウワサが持ち上がった。カンポスはすでにブルーノ・セナと契約しているが、セナは追加のスポンサーマネーを持ち込むことを求められており、それができなければロペスが起用される可能性があると報じられた。
しかし、カンポス・メタ1のチームプリンシパル、コリン・コレスはカルン・チャンドックとの契約が間近であると発言しており、アルゼンチンでは、ロペスが今年F1デビューを果たす可能性はなくなったと報じられている。
「非常に落胆している」とロペスの父親がアルゼンチンのクラリン紙に対してコメントしている。
「我々は(USF1の)存在しないシートを売りつけられたのだ」
一方、カンポスはようやく今季F1参戦の準備を再開、コスワースエンジンがシャシービルダーのダラーラの下にデリバリーされたと、BBCのF1コメンテーター、ジョナサン・レガードが自身のTwitterページに記している。しかしマシンが開幕戦バーレーンの前に走る可能性は低そうだと見られている。