ロータスF1チームは、ベルギーGPの予選・決勝にダブルDRSを導入するかどうかはまだ決定していないと語った。
すでにドイツとハンガリーでダブルDRSのテストを行い、いい結果を得ているものの、ロータスのテクニカルディレクター、ジェイムズ・アリソンは、ベルギーのフリープラクティスでキミ・ライコネンとロメイン・グロージャンがテストをし、その結果を見てから決断を下すと示唆した。
最初にダブルDRSを取り入れたメルセデスは、このデバイスで主に予選中のメリットを狙っているが、ロータスのバージョンはレースでの直線スピードの向上に貢献するものとなっている。
夏のインターバルの間の作業についてアリソンは次のように語った。
「スパのすぐ後のモンツァに向けての準備を集中して行った。モンツァは独特のダウンフォースパッケージを必要とするからね」
「また、スパで新しいデバイスを使用できると確信できた場合に備えて、これを投入するための準備も集中的に行った」
グロージャンは、ダブルDRSおよび他のアップデートがうまく機能し、優勝につながることを期待していると語った。
「(今週末は)うまくいくと思う」とグロージャン。
「アップグレードによってマシンはよくなるはずだ」
「もし(ダブルDRSが)アドバンテージにつながるなら、絶対に使いたいね」
「うまく機能させることさえできれば、効果はあると信じている。それがアドバンテージになり、優勝につながればいいな」