ロータスF1チームは、リザーブドライバーのジェローム・ダンブロジオが出場停止のロメイン・グロージャンに代わり、今週末のイタリアGPに出場することを正式に発表した。
グロージャンは、ベルギーGPのスタート直後に発生したマルチクラッシュの原因をつくったとして、1レースの出場停止と5万ユーロ(約493万円)の罰金を言い渡されている。
グロージャンの代役を巡っては、チーム代表のエリック・ブーリエが早くからダンブロジオを起用する可能性が「非常に高い」と述べていたが、代役に意欲を示す元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロやハイミ・アルグエルスアリ、そしてエイドリアン・スーティルらの名前も取り沙汰されていた。
代役としての出場が決まったダンブロジオは、昨年ヴァージンのレギュラードライバーとして全19戦に出場しており、今年5月に行われたムジェロテストでも今季のマシンE20をドライブしている。