ロータス・レーシングが、1日、直線テストを行い、16歳のナビル・ジェフリをマシンに乗せた。F1マシンを走らせた最年少ドライバーとなったジェフリは、この体験に興奮し、F1のレギュラードライバーになることを目指すと語った。

 8月初め、ロータスは若手ドライバー育成活動の一環としてマレーシア出身のジェフリにF1テストのチャンスを与えることを明らかにしていた。チームはダックスフォード飛行場で空力テストとピットストップの練習を行い、ヘイキ・コバライネンとファイラス・ファウジーがジェフリにアドバイスを与えた。

「素晴らしい1日を過ごした。人生で最高の日といっていい」とジェフリはテスト後にコメントしている。
「最初にコースに出る時、実はとても怖かった。信じられないような加速だし、ブレーキの効きもこれまで経験したことがないようなものだと皆に言われたんだ。慣れるのに少し時間がかかったけれど、ヘイキとファイラスがうまくなじめるようアドバイスをくれたので、少ししたら快適になってきて、今日のプランを遂行することができた」
「このような機会をもらえて本当に光栄だ。この興奮はずっと色あせることはないだろう。でも、いつの日かヘイキ、ファイラス、ヤルノ(・トゥルーリ)、そして他のF1ドライバーたちの仲間入りができるよう、これからも努力する。(チームボスの)トニー(・フェルナンデス)とロータス・レーシングのような素晴らしい人たちからのサポートがあれば、それは可能だと思う」

 マレーシアのオフィスから彼の仕事ぶりをチェックしていたフェルナンデスは、ジェフリを称賛し、励ましのコメントを送った。
「彼は私からの信頼に応えてくれ、信じられないほど素晴らしい仕事をしてくれた」
「ナビルは今日のことで興奮が冷めやらぬままにマレーシアに戻ってくるだろうが、いまや彼は『F1マシンに乗った』と言える立場になったのだ。それによって、今後に向けて高い目標を掲げることになるだろう。おめでとう、ナビル。君はスーパースターだ!」

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