ロータスのエリック・ブーリエが、マクラーレン・メルセデスのチームプリンシパルに就任する見込みであることが分かった。
ロータスは24日、チームの共同オーナーであるジェラール・ロペスが即時、チームプリンシパルに就任すると発表し、今後アンドリュー・ルーハンとともにエンストンのチームを指揮することを明らかにした。チームは、ブーリエの今後について明らかにしていないが、彼はロータスを退職しマクラーレンに移籍、マーティン・ウィットマーシュに代わってウォーキングの名門チームを率いるとみられている。
マクラーレンは今月16日、元チームプリンンシパルのロン・デニスがグループCEOのポジションに復帰し、F1チームを権限下に置くことを表明。昨シーズン、一度も表彰台に登ることなくランキング5位に沈んだチームは、ウィットマーシュを事実上更迭し、新たなチームプリンシパルを迎えるとウワサされていた。
ただ、マクラーレンは、現時点でブーリエのチームプリンシパル就任を認めておらず、本日12時(日本時間21時)から行われる新車MP4-29の発表イベントでもトップ交代のアナウンスがあるのかは定かではない。
英AUTOSPORTのF1ジャーナリスト、ジョン・ノーブルは本日の新車発表でチームプリンシパルに関する発表はないだろうと予想している。