フォース・インディアの副代表、ボブ・ファーンリーは、ワークスチームのメルセデスAMGが最新仕様のエンジンを最初に使用するのは合理的なことだと語った。
開幕戦でメルセデスに大差をつけられたウイリアムズのフェリペ・マッサは、レース後、「(メルセデスAMGと)同じエンジンが欲しい」と述べ、同一仕様のエンジンが供給されていないとの考えを示した。
しかしウイリアムズは、その後にマッサの発言を打ち消すように、メルセデスは同じスペックのエンジンを供給しているとコメント。さらに、同じカスタマーチームのフォース・インディアと今年からメルセデス陣営に加わったロータスも同一エンジンの供給が契約によって義務付けられているとの見解を明らかにした。
そのなかでファーンリーは、ワークスメルセデスが最新スペックのエンジンを最初に使用するのは合理的なことだと指摘している。
「フォース・インディアからすれば、メルセデスに対して一切不満はない」
「彼らは、これまで我々が要求するすべてのものを届けてきたし、彼らと6、7年一緒にやってきたが、同じエンジンの供給を受けている。まったく問題はないよ」
「ただ、彼らがワークスチームであり、彼らのもとで開発プログラムが進められることは認めなければならない」
「だから、新しいものが最初に彼らのところへ自動的に行き、その後少しずつすべてのカスタマーチームへ行くことになる」
「常に同じと考えるのは非現実的だ」