ジェローム・ダンブロシオが来季ヴァージンからF1デビューを果たす見込みだと報じられている。
ダンブロシオは2010年の終盤、ヴァージンから金曜フリー走行に参加し、最終戦直後のアブダビでの若手ドライバーテストでは、ヴァージンとルノーのマシンを走らせた。
ロシアのスポーツカーメーカー、マルシャ・モーターズが来季から複数年にわたりチームのタイトルスポンサーを務めることになり、来季チームは「マルシャ・ヴァージン・レーシング」の名称でF1に参戦する。チームはまだ来季ドライバーラインナップを発表していないが、ティモ・グロックの残留は決定している。グロックは、チームはセカンドドライバーが決定してからあわせて発表したい意向であり、クリスマス前に発表があることを期待していると述べている。
以前から、ルーカス・ディ・グラッシに代わってダンブロシオが起用されるといううわさは出ていたが、最近ベルギーのLa Derniere Heure紙とLa Libreが、ダンブロシオの加入はほぼ確実だと報じたと、Motorsport.comが伝えた。
報道によると、ヴァージンは先週すでに契約を承認しており、あとはタイトルスポンサーのマルシャの承認が降りれば決定するということだ。発表はクリスマス前に行われる見込みだという。