ウイリアムズの中嶋一貴は、今週末のイギリスGPは自分にとって第二のホームレースのようなものであり、チームにとっても特別な週末になるとして楽しみにしている。
「シルバーストンは古くからあるサーキットで、オリジナルのレイアウトの大部分を今も残し、数少ない真のドライバーズサーキットのひとつだ」と一貴はチームのプレビューリリースの中で説明している。
「そのためにマシンにも、ドライバーにも、特に何よりタイヤに厳しい。高速コーナーがタイヤに大きな負担をかけるので、タイヤには十分気を遣わなければならない。天気も重要だ。イギリスの夏は天気が予想しづらく、何が起こるか分からないということは、誰もが知っているよね。シルバーストンは強風に見舞われるおそれもあり、マシンが影響を受けるので、セッティングのプロセスでは風を考慮に入れる必要がある」
「シルバーストンに行くのは本当に楽しい。オックスフォードに数年住んでいるので、イギリスGPは僕にとっては日本の次にホームレースといえるグランプリだ。イギリスのファンは心からF1を愛していて、彼らのおかげで素晴らしい週末になる。トルコよりは活気があると思うよ! ウイリアムズはシルバーストンでいろいろな歴史を刻んできた。1979年には初の優勝を挙げ、100勝目もここだった。だからチームにとっても特別な週末になると思う」
