ミハエル・シューマッハーのマネージメントは、彼の容体はいぜんとして危険な状態ではあるものの引き続き安定していると述べ、メディアに対してもどんな憶測も極力控えるよう強く要請した。
シューマッハーの広報を務めるサビーネ・ケームは、3日に45歳の誕生日を迎えた7度のF1チャンピオンに関する情報は、病院もしくは広報の自分を通して出されるだけだと強調。元F1ドライバーのひとりが担当医の話しとして伝えた「生命の危険を脱した」とのコメントは正確な情報ではないとして、土曜朝に次のような公式声明を発表した。
「ミハエルの容体は危険ではありますが、安定した状態を保ったままです」
「彼の容体に関して、ミハエルを担当する医師もしくはマネージメント以外から出されるどんな情報も、単なる推測に過ぎないということをハッキリと申し上げておきたいと思います」
「ミハエルを担当する医師と相談しましたが、月曜日までは会見を行う予定はありません」
元F1ドライバーのフィリップ・ストレイフは、メディアに対して次のように語っていた。
「私は医者でないが、ジェラール・サイヤン医師が私に話したことを繰り返す。彼は、(シューマッハーが)危険な状態ではあるが、幸いなことに生命の危険は脱している」