ドイツ・エスタリンクで開催された世界ラリークロス選手権第5戦。予選ラウンドをトップで通過したデイビー・ジャネイ(プジョー208)が、ファイナルでも独走し初優勝を飾った。

 ヒート1からヒート3を連勝したジャネイは、ヒート4でクラッシュを喫するもトップで予選を通過。セミファイナルでも勝利を果たしポールポジションを獲得する。もうひとつのセミファイナルは、14年度の王者ペター・ソルベルグ(シトロエンDS3)が勝利。

 ファイナルには、ジャネイ、ソルベルグ、トルド・リンネルド(フォルクスワーゲン・ポロ)、ヨハン・クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロ)、ティミー・ハンセン(プジョー208)、アンドレアス・バッケルド(フォード・フィエスタST)が進んだ。

 迎えたファイナルレース。好スタートでソルベルグを抑えたジャネイはトップをキープ。バッケルドもアウトからトップを狙ったがオーバースピードでコースアウトを喫する。

 1周目にジョーカーポイントをクリアしたソルベルグだったが、クリストファーソンが前に立ちはだかり、トップのジャネイは悠々と差を広げていく。

 ハンソンも加わり白熱した2位争いが繰り広げられるなか、ジャネイは4.9秒差をリードして初優勝を遂げた。2番手を走行していたクリストファーソンは、最終ラップにジョーカーポイントをクリアし後退。2位にソルベルグ、3位にハンソンが入った。

「信じられないね。この週末はヒート4でのミスひとつだけだったよ。5年間で初めての勝利。とてもスペシャルなものだね」とジャネイ。

 第6戦は、7月3~5日にスウェーデンで開催。スウェーデンの名門チーム、エクルンド・モータースポーツがフォルクスワーゲン・ビートルで参戦する予定だ。

■FIA World Rallycross Championship Supercar Final: Germany RX

本日のレースクイーン

那波青ななみあお
2025年 / スーパーGT
AMORESY PIXIE
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年8月号 No.1610

    スーパーGT熱闘最新アップデート
    GT500 3ワークス開発概況
    『24年モデル』GRスープラの“穴”を突け

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円