今季、世界戦初シーズンを迎えた世界ラリークロス選手権で見事タイトルを獲得したペター・ソルベルグ。12月3日にカタールのドーハで開催されたFIAガーラで正式に王者として戴冠した。

 12月7日には、英国ロンドンに移り、英国モータースポーツで最も名誉なオートスポーツアワードの「ライフタイム・アチーブメント・アワード」を受賞した。元F1チャンピオンのジェンソン・バトンがプレゼンターを務めた。今年の受賞者はペターのほかに、NASCAR界で「キング」として知られるリチャード・ペティ。

 シトロエンDS3スーパーカーでチームPSRXからラリークロスに参戦した今季は、開幕戦のポルトガルを皮切りに、先週アルゼンチンで行われた最終戦まで5勝をマークした。さらに、ラリークロスで世界タイトルを獲得したことで、WRC、世界RXと異なる二種類の世界タイトルを獲得した世界初のドライバーともなった。

「この賞を受賞するなんて、夢にも思わなかったよ」と感激のコメントを寄せたペターは、FIAガーラが行われたドーハからロンドンに直行した。「僕はラリーが好きだし、これからもそうだと思う。でも、世界RXは本当に特別だ。2秒間で時速60マイルに到達するんだからね。これを好きにならないドライバーなんて、いるかな?」

「この受賞は、僕にとってだけでなく、ラリークロスにとっても大ニュースだ。ステージの上では、ジェンソンと冗談もかわしたよ。来年は、僕が彼のシートに座るよって」

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