F1第2戦マレーシアGPのフリー走行3回目は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は予選トップ10入りに弾みとなる9番手につけた。
グランプリウイーク2日目のこの日は、現地時間13時からフリー走行3回目があり、2時間のインターバルを挟んで16時(日本時間17時)からは決勝のグリッドを決める公式予選が行われる。
フリー走行開始時の天候は曇り。気温28度、路面温度は37度で湿度80%というコンディション。セッションが始まるとHRTを除く22台がまずは1周のインスタレーションラップを行った。
60分のセッションは、開始10分過ぎにコースインしたビタリー・ペトロフの計測ラップからスタート。これに他のドライバーも続いていき、初日好調な走りを見せたマクラーレン勢が早くから好タイムをマーク。ハミルトンが早速タイムシートのトップに躍り出る。
序盤、そのハミルトンに続いたのはロータス・ルノーのニック・ハイドフェルド。ルノー勢はジェンソン・バトンを挟んでペトロフも4番手と初日のトラブルを挽回する走りを披露する。一方で、王者レッドブルはセバスチャン・ベッテルが5番手につけ、前日トップのマーク・ウエーバーも周回こそ重ねているものの、未だ本格的なタイムアタックには入っていない。
その後は、中盤にようやく計測ラップを開始したフェラーリのフェルナンド・アロンソが3番手に入り、チームメイトのフェリペ・マッサも5周目のアタックでハミルトンを上回るトップタイムをマークする。
セッション後半に入ると、マッサのタイムをマクラーレンのバトンが上回ってくるが、直後にベッテルがそのタイムを更新。また、ここでソフタトイヤを投入するマシンも徐々に現れ、そのなかでミハエル・シューマッハーとニコ・ロズベルグのメルセデス勢が2、3番手に飛び込んできた。
残り時間も10分が迫りセッションはいよいよ終盤。ここからは各車予選モードに入り、大幅なタイム更新の期待がかかる。そんな中、まずはフェラーリ勢がアタックに向かい、アロンソがトップに立ち、マッサも2番手につける。
しかし、直後にマクラーレンのバトンが1分36秒台に入れてくると、続くハミルトンが36秒340をマークして再びトップを奪う。レッドブルも同じようにアタックを行ったが、ウエーバーが2番手、ベッテルは5番手とこれまでの圧倒的な速さは影を潜めるかたちとなり、代わってルノーのハイドフェルドが4番手につけた。
ザウバーの可夢偉は終始トップ10圏外のタイムだったものの、チェッカー間際のラストアタックでシューマッハーを上回る9番手タイムをマークし、予選でのシングルポジション獲得に弾みをつけている。
